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交通事故で多い外傷性血胸(がいしょうせいけっきょう)とは?

更新日2022.12.28

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▼ 外傷性血胸(がいしょうせいけっきょう)とは?

外傷により胸腔内に空気が入り強い呼吸障害となること

外傷性血胸(がいしょうせいけっきょう)とは?

外傷性血胸の主な原因は、交通事故で胸を強く打ったり胸を刃物のようなもので切りつけられたりして、胸腔内に入り込んだ空気で肺が縮小してしまうことで呼吸ができなくなるものです。

外傷性血胸は大量に出血した場合、全身の血圧にも大きな影響がおよぶため、ショック状態に陥ることがあります。

外傷性血胸は、肺のまわりに出血した余分な血液が溜まり全身に血液が流れなくなります。そのため余分な血液を迅速に体外へ排出し、必要に応じて輸血などによる血圧管理も行う必要があります。

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▼ 自然血胸(しぜんけっきょう)とは?

胸腔内の異常血管が破綻または自然に肺に穴が空いてしまうこと

自然血胸(しぜんけっきょう)とは?

自然血胸は比較的稀な疾患であり、若い痩せ型の男性に見られることがあります。

事故などによるものではなく原因がまったくわからずに発生してしまうため、対策が取りにくい疾患です。

肺に何らかの病気があり、たびたび胸が押し付けられるような場合は、精密検査をすることをおすすめします。