検査でよく聞く感度や特異度って何?

検査でよく聞く感度や特異度って何?

▼ 感度(かんど)と特異度(とくいど)とは

感度:疾患のある方が検査をした際に正しく陽性が出る確率のこと

特異度:疾患のない方が検査をした際に正しく陰性が出る確率のこと

感度(かんど)と特異度(とくいど)とは

コロナウイルス感染症のニュースで毎日のように出ておりましたが、PCR検査抗原検査で感度や特異度を知った方も多いのではないでしょうか。

例えば同じウイルス感染者100人にAという検査方法で行ったときの結果、陽性が80人、陰性が20人だった場合に、Aという検査方法の感度は80%ということになります。

またウイルス感染をしていない方がBという検査方法で行ったときの結果、陽性が10人、陰性が90人だった場合に、Bという検査方法の特異度は90%ということになります。

感度や特異度は、検査方法を確認する際に感染や疾患などの有無が明らかになっていることが前提になります。

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▼ 偽陽性と偽陰性

偽陽性と偽陰性

感度や特異度は、被験者数が多いほど100%になることはありませんが、検査方法が正しいかの判断はつきやすくなります。

ウイルスに感染していない方で検査結果が陽性と出てしまうことは少なからずあります。このことを偽陽性と呼びます。

反対にウイルスに感染しているにもかかわらず、検査結果で陰性と出てしまうことを偽陰性と呼んでおります。

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