サウナで全身火傷をしない理由

サウナで全身火傷をしない理由

▼ 火傷(やけど)とは

高温の液体や固体と接触して皮膚が損傷してしまうこと

火傷(やけど)とは

医学用語において火傷は「熱傷(ねっしょう)」と表記されることもあります。

火傷は日常生活において最も多い外傷のひとつで、温度や時間により皮膚の状態は異なります。

火傷で皮膚が損傷すると下記のような症状が見られます。

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▼ なぜサウナで火傷をしないのか

なぜサウナで火傷をしないのか

人間は90度ものお湯に触れると火傷の状態になります。サウナの室温はおよそ90~100度ありますが、すぐに火傷になることはありません。

火傷をしない理由は、人間の皮膚の表面の空気が熱の伝導を妨げているからです。

空気は水に比べて熱を伝えにくい性質を持っており、お湯は液体のため熱伝導率は高く、空気のあるサウナ室は熱を伝えにくくなります。

そのためサウナでの皮膚表面温度(体感温度)は、60度くらいになると言われております。

※体感温度を算出してくれるサイトはこちら

またサウナでかく汗は、熱で水分が蒸発する際に温度を下げてくれるため、皮膚が熱くなるのを防ぎます。

しかし長時間居続けると、低温やけど脱水症状を引き起こしてしまうおそれがあるため、注意が必要です。

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